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視力視野の障害年金の受給資格と認定基準とは

投稿日:2011/07/12 最終更新日:2017/02/15

視力視野で障害年金の対象となるものと受給資格の一覧です。

ただ、病名よりも視野や視力などいろいろな観点からの判断となります。

目(眼)の障害年金対象例一覧

白内障、ぶどう膜炎、緑内障、癒着性角膜白斑、眼球萎縮、網膜脈絡膜萎縮、網膜色素変性症、糖尿病性網膜症 黄班変性症など

視力視野で障害年金が受給できる基準は以下のとおりです。

眼の障害年金受給基準

障害の程度 障害の状態
1級 両眼の視力の和が0.04以下のもの
2級 両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの
身体の機能の障害が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
厚生年金3級 両眼の視力が0.1以下に減じたもの
障害手当金 両眼の視力が0.6以下に減じたもの
一眼の視力が0.1以下に減じたもの
両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの
両眼による視野が2分の1以上欠損したもの又は両眼の視野が10度以内のもの
両眼の調節機能及び輻輳機能に著しい障害を残すもの


身体の機能に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を残すもの

※認定要領

眼の障害は、視力障害、視野障害又はその他の障害に区分する。

(1)視力障害

ア 視力の測定は、万国式試視力表またはそれと同一原理によって作成された試視力表による。

イ 試視力表の標準照度は200ルクスとする。

ウ 屈折異常のあるものについては、矯正視力により認定する。

  矯正視力とは、眼科的に最も適正な常用し得る矯正眼鏡又はコンタクトレンズによって得られた視力をいう。なお、眼内レンズを挿入したものについては、挿入後の矯正視力により認定する。

エ 両眼の視力とは、それぞれの視力を別々に測定した数値であり、両眼の視力の和とはそれぞれの測定値を合算したものをいう

オ 屈折異常のあるものであっても次のいずれかに該当するものは、裸眼視力により認定する。

(ア)矯正不能のもの

(イ)矯正により不等像視を生じ、両眼視が困難となることが医学的に認められる場合

(ウ)矯正に耐えられないもの

カ 視力が0.01に満たないものののうち、明暗弁のもの又は手動弁のものは視力0として計算し、指数弁のものは0.01として計算する。

(2)視野障害

ア 視野の測定は、ゴールドマン視野計及び自動視野計又はこれらに準ずるものによる。

イ ゴールドマン視野計による場合、中心視野についてはⅠ/2の指標を用い、周辺視野についてはⅠ/4の指標を用いる。なお、それ以外の測定方法による場合は、これに相当する指標を用いることとする。

ウ 「身体の機能の障害が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの」とは、求心性視野狭窄又は輪状暗点があるものについて、次のいずれかに該当するものをいう。

(ア)Ⅰ/2の指標で両眼の視野がそれぞれ5度以内におさまるもの

(イ)両眼の視野がそれぞれⅠ/4の指標で中心10度以内におさまるもので、かつ、Ⅰ/2の指標で中心10度以内の8方向の残存視野の角度の合計が56度以下のもの

この場合、左右別々に8方向の視野の角度を求め、いずれか大きい方の合計が56度以下のものとする。なお、ゴールドマン視野計のⅠ/4の指標での測定が不能の場合は、求心性視野狭窄の症状を有していれば、同等のものとして認定する。

(注)求心性視野狭窄は、網膜色素変性症や緑内障等により、視野の周辺部分から欠損が始まり見えない部分が中心部に向かって進行するものである。

エ 「両眼の視野が10度以内のもの」とは、求心性視野狭窄または輪状暗点があるものについて、両眼の視野がそれぞれⅠ/4の指標で中心の残存視野が10度以内におさまるものをいう。この場合、上記ウ(イ)のⅠ/2の測定方法により、残存視野の角度の合計のうち、左右のいずれか大きい方の合計が57度以上のものを対象とする。

オ 「両眼による視野が2分の1以上欠損したもの」とは、が10度以内におさまるものをいう。指標又は「両眼の視野が5度以内」とは、それぞれの眼の視野が10度以内又は5度以内のものをいい、求心性視野狭窄の意味である。また、輪状暗点があるものについて中心の残存視野がそれぞれ10度以内又はそれぞれ5度以内のものを含む。

カ 「両眼による視野が2分の1以上欠損したもの」とは、片眼ずつ測定し、それぞれの視野表を重ね合わせることで、測定した視野の面積が生理的限界の面積の2分の1以上欠損しているものをいう。この場合、両眼の高度の不規則性視野狭窄又は半盲性視野欠損等は該当するが、それぞれの視野が2分の1以上欠損していても両眼での視野が2分の1以上の欠損とならない交叉性半盲等では該当しない場合もある。また、中心暗転のみの場合は、原則視野障害として認定は行わないが、状態を考慮して認定する。

(注)不規則性視野狭窄は、網膜剥離、緑内障等による同名半盲で両眼の視野の左右のいずれか半分が欠損するものである。また、交叉性半盲は、下垂体腫瘍等による異名半盲で両眼の鼻側又は耳側半分の視野が欠損するものである。

(3)その他の障害

ア 「まぶたに著しい欠損を残すもの」とは、普通にまぶたを閉じた場合に角膜を完全に覆い得ない程度のものをいう。

イ 「調節機能及び輻輳機能に著しい障害を残すもの」とは、眼の調節機能及び輻輳機能の障害のため複視や眼精疲労による編頭痛が生じ、読書等が続けられない程度のものをいう。

ウ 「身体の機能に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を残すもの」とは、次のいずれかに該当する程度のものをいう。

(ア)「まぶたの運動障害」のうち、眼瞼痙攣等で常時両眼のまぶたに著しい運動障害を残すことで作業等が続けられない程度のもの

(イ)「眼球の運動障害」のうち、麻痺性斜視で、複視が強固のため片眼に眼帯をしないと生活ができないため、労働が制限される程度のもの

(ウ)「瞳孔の障害」のうち、散瞳している状態で瞳孔の対光反射の著しい障害により羞明(まぶしさ)を訴え、労働に支障をきたす程度のもの

視力障害、視野障害、まぶたの欠損障害、調節機能障害、輻輳機能障害、まぶたの運動障害、眼球の運動障害又は瞳孔の障害が併存する場合には、併合認定の取扱いを行う。

コメント

眼の障害は、数値で決定します。

就労されていても、数値が認定基準に該当していれば、障害年金の受給が可能です。

身体障害者手帳の視覚障害の認定基準とは異なりますので、是非ご相談ください。

 

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甲状腺眼症と障害年金の受給資格・認定基準

投稿日:2011/08/09 最終更新日:2016/12/22

目の障害でご質問を頂きました。

甲状腺眼症

Q.初診日から半年ですが、障害年金は請求できますか?

半年程前に甲状腺眼症を発症し、治療中です。目を動かす筋肉に炎症がおきている為、両目の焦点があわず複視(物が二重に見える)になっています。

ダブって見えるので日々の生活にかなり支障がでてきています。現在、通院してステロイドの炎症をおさえる薬をのんでいますが炎症がおさまらないと複視も改善されないようです。

このような病気でも障害者年金を受給することはできるのでしょうか?

 

A.認定基準に該当し、少なくとも1年以上の療養が必要とするものであれば、障害年金受給の可能性があります。

まだ障害認定日到来前であり、症状が固定したともいえないため、現段階では判断はしかねますが、障害認定日において、眼の障害の認定基準で判断することになります。

認定基準に該当し、少なくとも1年以上の療養が必要とするものであれば、障害年金受給の可能性がございます。

障害認定日後の症状が認定基準※にあてはまっていれば障害年金が受給できます。

1年以上先ですので、症状も変わっていることが予想されます

まだ障害認定日前ですので、今は治療に専念されることをおすすめいたします。
症状がよくなればそれは喜ばしいことですし!!

ただし、障害年金を請求する時のことを考えて、服用している薬の名前や、身体の状況などをメモしておきましょう。

請求時の申立書を書く際に役にたちますよ。

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網膜色素変性症と障害年金受給資格

投稿日:2012/01/16 最終更新日:2016/12/14

眼の障害でご相談が多いのが、網膜色素変性症です。

視力か視野の障害

網膜色素変性症により、視力・視野 に障害が出ます。

特に視野障害から症状が出る場合が多く、障害年金も視野障害での請求が殆どです。

網膜色素変性症は視野が狭くなる、視力が著しく低下するなどの症状があり、日常生活においての影響は計り知れないものがあります。

先天性の場合も、症状が大人になってから出現し、初診が厚生年金加入時の場合は障害厚生年金の請求ができます。

障害年金は視力か視野のどちらか障害の基準を満たせば受給できます。

両方に障害が出た場合は併合され、上位等級に認定されます。

根本的な治療法がない為、網膜色素変性症の診断を受けた後、長い期間医療機関にかかっておらず、診断書が取得できない ということもよくあります。

その場合でも諦めずに遡及請求しましょう!! 受給例が多数あります。

視力障害の目安

○両眼の視力の和が0.04以下は1級
○両眼の視力の和が0.05以上0.08以下は2級
○両眼の視力が0.1以下に減じた場合、3級
視力は矯正視力(矯正不能の場合その旨記載)での検査数値です。

視野障害の目安

○Ⅰ/2の視標で両眼の視野がそれぞれ5度以内におさまるもの
または
両眼の視野がそれぞれⅠ/4の視標で中心10度以内におさまるもので、かつ、Ⅰ/2の視標で中心10度以内の8方向の残存視野の角度の合計が56度以下(左右別々に8方向の視野の角度を求め、いずれか大きい方の合計が56度以下のものとする) のものは2級

○(治っていない=症状が固定していなくて)両眼による視野が1/2以上欠損したもの
または
両眼の視野が10度以内 のものは3級
※視野はゴールドマン視野計 Ⅰ/2視標及びⅠ/4視標を用いて測定します。

ゴールドマン視野計による場合、中心視野についてはⅠ/2の視標を用い、周辺視野についてはⅠ/4の視標を用います。

基本的に矯正視力を計測します。

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網膜色素変性症など障害年金のご相談

投稿日:2012/01/19 最終更新日:2017/01/20

あっという間に1月も3分の2過ぎようとしています。なかなか日記を書くことができない多忙な日々です。
ご相談も多く、障害年金を必要とされる方がたくさんいらっしゃるのを実感しています。

去年の冬から短い間で眼の障害の方のご依頼が続きました。

黄班変性症、脳梗塞、網膜色素変性症と障害の原因となるご病気はいろいろでした。

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相談事例|矯正視力の測定値と両眼の視力の和

投稿日:2016/11/21 最終更新日:2017/01/27

眼の障害についてのご相談を頂きました。

Q:幼い頃から視力が左目が0・01以下で右目は0・5か0・6です。
障害年金にあてはまりますか?
一応眼鏡かけても左目は0・01以下です。右目は0・8です。
眼鏡外すとぼやけてしかみえません。とても辛いです!

A:普段の生活、大変なものとお察し致します。
子供の頃からの傷病の場合、障害基礎年金の請求となり、2級以上の障害の程度であれば障害年金の受給が出来ます。

眼の障害での障害年金2級とは、『両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの』です。

※視力の和とは、左眼の視力と右眼の視力を足した数値です。
※裸眼ではなく、矯正視力の測定値でみます

残念ながら現時点では障害年金の認定基準には該当しないと考えます。
参考になさってください。

目の障害年金にあたるかどうかは、矯正視力の測定値で両眼の視力の和でみるというのが大事なポイントとなります。

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