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糖尿病の障害年金認定基準

投稿日:2011/07/12 最終更新日:2016/11/19

糖尿病の場合、障害年金の認定基準や対象例が少し特殊です。

糖尿病、糖尿病性と明示されたすべての合併症

糖尿病、糖尿病性と明示されたすべての合併症が対象となるのです。

ただ、病名よりも日常生活などいろいろな観点からの判断となります。

糖尿病による障害の程度は、合併症の有無及びその程度、代謝のコントロール状態、治療及び症状の経過、具体的な日常生活状況等を十分考慮し、総合的に認定するかたちです。

糖尿病(代謝疾患)の認定基準が改正

改正後の対象者

平成28年6月1日より糖尿病の審査審査基準がかわりました。

わかりやすく記載すると、糖尿病の障害認定は、治療を行ってもなお、血糖コントロールが困難な症状の方が対象となるということです。

具体的には次の3つを全てみたす方

  1. 90日以上のインスリン治療を行っている方
  2. Cペプチド値、重症低血糖、糖尿病ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群のいずれかが一定の程度の方
    ※Cペプチド値は、インスリンが、膵臓からどの程度分泌されているかを把握するものです。
  3. 日常生活の制限が一定の程度の方

改正ポイント

糖尿病については、以下のものが血糖コントロールが困難なものとして、障害等級の3級と認定されることになります。

検査日より前に、90日以上継続して必要なインスリン治療を行っていること。

次のいずれかに該当すること。
(1)内因性のインスリン分泌が枯渇している状態で、空腹時または随時の血清Cペプチド値が0.3ng/mL未満を示すもの(内因性のインスリン分泌は、自分自身の膵臓から分泌されるインスリンのこと)。

(2)意識障害により自己回復ができない重症低血糖の所見が、平均して月1回以上あるもの

(3)インスリン治療中に糖尿病ケトアシドーシスまたは、高血糖高浸透圧症候群による入院が年1回以上あるもの

一般状態区分表のイまたはウに該当すること(日常生活の区分を5段階にわけたもの)

 区分  一 般 状 態
 イ 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの

例えば、軽い家事、事務など

 ウ 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが日中の50%以上は起居しているもの

症状、検査成績と具体的な日常生活状況などによっては、さらに上位等級に認定されます。

認定基準の改正にともない、診断書も変更になります。

糖尿病性合併症

○なお、糖尿病の合併症(糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症など)については、対象疾患ごとの基準(腎疾患や眼の障害など)によって認定されます。

糖尿病性網膜症を合併したものによる障害の程度は、「眼の障害」の認定要領により認定する。

糖尿病性腎症を合併したものによる障害の程度は、「腎疾患による障害」の認定要領により認定する。

糖尿病性神経障害は、激痛、著明な知覚の障害、重度の自律神経症状等があるものは、「神経系統の障害」の認定要領により認定する。

糖尿病性動脈閉塞症は、運動障害を生じているものは、「肢体の障害」、その他の代謝疾患は、合併症の有無及びその程度、治療及び症状の経過、一般検査及び特殊検査の検査成績、認定時の具体的な日常生活状況等を十分考慮して、総合的に認定するかたちとなります。
※単なる痺れ、感覚異常は、認定の対象となりません。ただし、糖尿病性神経障害が長期間持続するものは、3級に該当するものと認定されます。

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糖尿病で障害厚生年金3級(5年遡及)受給!! 東京都江東区

投稿日:2014/12/08 最終更新日:2016/10/28

糖尿病 東京都江東区

糖尿病での障害厚生年金の請求です。
現在も在職中で、治療をしながらお仕事を続けていらっしゃいます。

初診日は10年前。総合病院が初診で、現在も同じ病院のいくつかの科で受診中。

糖尿病の血糖コントロール不良

障害認定日頃から、糖尿病の血糖コントロールが不良であった為、遡及請求です。現在の診断書では血糖コントロールの状態が少し改善されていたため、糖尿病による足変形の障害の診断書も提出しました。
無事、障害認定日で認定され、5年分の遡及が決定です!!

年金証書を受け取られてから1ヶ月程して、次回の診断書提出のスパンが1年→3年に変更になりました。
そういうこともあります。

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糖尿病の初診日証明

投稿日:2015/03/26 最終更新日:2017/03/05

糖尿病が原因で人工透析となった場合、糖尿病の初診日が障害年金の初診日となります。

糖尿病は治療歴が何十年という方も少なくありません。
ひとつの病院にずっと通院されていた場合や、糖尿病手帳など他の資料で初診日が証明できる場合はいいのですが、転医を繰り返されていたり治療を中断されていたりする場合、初診日の証明は、困難を極めます.

というより現在極めてます・・・。

人工透析などは非常に長いあいだ(何十年など)に悪くなっていくものなので、そのときカルテがありませんというのは、どうしようもないのです。

声を大にして言いたい!!
カルテの保存義務 5年←これ、何とかならないのでしょうか。

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代謝疾患(糖尿病)の障害年金認定基準が改正

投稿日:2016/04/25 最終更新日:2016/11/24

代謝疾患(糖尿病)の障害年金認定基準が改正されます。平成28年6月1日からです。

代謝疾患による障害は、合併症の有無や程度、代謝コントロール状態、治療及び日常生活から総合的に判定されます。

改正後の対象者

糖尿病の障害認定は、治療を行ってもなお、血糖コントロールが困難な症状の方が対象となります。

具体的には次の3つを全てみたす方

  1. 90日以上のインスリン治療を行っている方
  2. Cペプチド値、重症低血糖、糖尿病ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群のいずれかが一定の程度の方
    ※Cペプチド値は、インスリンが、膵臓からどの程度分泌されているかを把握するものです。
  3. 日常生活の制限が一定の程度の方

○なお、糖尿病の合併症(糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症など)については、対象疾患ごとの基準(腎疾患や眼の障害など)によって認定されます。

代謝疾患による改正ポイント

糖尿病については、以下のものが血糖コントロールが困難なものとして、障害等級の3級と認定されることになります。

検査日より前に、90日以上継続して必要なインスリン治療を行っていること。

次のいずれかに該当すること。
(1)内因性のインスリン分泌が枯渇している状態で、空腹時または随時の血清Cペプチド値が0.3ng/mL未満を示すもの(内因性のインスリン分泌は、自分自身の膵臓から分泌されるインスリンのこと)。

(2)意識障害により自己回復ができない重症低血糖の所見が、平均して月1回以上あるもの

(3)インスリン治療中に糖尿病ケトアシドーシスまたは、高血糖高浸透圧症候群による入院が年1回以上あるもの

一般状態区分表のイまたはウに該当すること(日常生活の区分を5段階にわけたもの)

症状、検査成績と具体的な日常生活状況などによっては、さらに上位等級に認定されます。認定基準の改正にともない、診断書も変更になります。

区分 一 般 状 態
軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの
例えば、軽い家事、事務など
歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが日中の50%以上は起居しているもの

以下は厚生労働省の資料に少し手を加えました。より詳しい説明となります。

障害等級

障害等級 障害の状態
1級 身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
2級 身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
3級 身体の機能に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を有するもの

代謝疾患による障害の程度は、合併症の有無及びその程度、代謝のコントロール状態、治療及び症状の経過、具体的な日常生活状況等を十分考慮し、総合的に認定するものとし、当該疾病の認定の時期以後少なくとも1年以上の療養を必要とするものであって、長期にわたる安静を必要とする病状が、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のものを1級に、日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のものを2級に、また、労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度のものを3級に該当するものと認定する。

認定要領

  1. 代謝疾患は、糖代謝、脂質代謝、蛋白代謝、尿酸代謝、その他の代謝の異常に分けられるが、認定の対象となる代謝疾患による障害は糖尿病が圧倒的に多いため、本節においては、糖尿病の基準を定める。
  2. 糖尿病による障害の程度は、合併症の有無及びその程度、代謝のコントロール状態、治療及び症状の経過、具体的な日常生活状況等を十分考慮し、総合的に認定する。
  3. 糠尿病とは、その原因のいかんを問わず、インスリンの作用不足に基づく糖質、脂質、タンパク質の代謝異常によるものであり、その中心をなすものは高血糖である。糖尿病患者の血糖コントロールの困難な状態が長年にわたると、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害、糖尿病性壊痕等の慢性合併症が発症、進展することとなる。糖尿病の認定は、血糖のコントロール状態そのものの認定もあるが、多くは糖尿病合併症に対する認定である。
  4. 血糖のコントロールの良否については、インスリン治療時におけるHbA1c及び空腹時血糖値を参考とすることとし、HbA1cが8.0%以上及び空腹時血糖値が140mg/dl以上の場合にコントロールの不良とされます。
  5. 糖尿病による障害の程度を一般状態区分表で示すと次のとおりである。

一般状態区分表

区分 一般状態
無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえるもの
軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの 例えば、軽い家事、事務など
歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの
身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの
身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの
  1. 糖尿病については、次のものを認定する。
  2. ア インスリンを使用してもなお血糖のコントロールの不良なものは、3級と認定する。
    イ 合併症の程度が、認定の対象となるもの
    なお、血糖が治療、一般生活状態の規制等によりコントロールされている場合には、認定の対象とならない。

  3. 糖尿病性網膜症を合併したものによる障害の程度は、本章「第1節 眼の障害」の認定要領により認定する。
  4. 糖尿病性腎症を合併したものによる障害の程度は、本章「第12節 腎疾患による障害」の認定要領により認定する。
  5. 糖尿病性神経障害は、激痛、著明な知覚の障害、重度の自律神経症状等があるものは、本章「第9節 神経系統の障害」の認定要領により認定する。
  6. ア 単なる痺れ、感覚異常は、認定の対象とならない。
    イ 糖尿病性神経障害が長期間持続するものは、3級に該当するものと認定する。

  7. 糖尿病性動脈閉塞症は、運動障害を生じているものは、本章「第7節 肢体の障害」の認定要領により認定する。
  8. その他の代謝疾患は、合併症の有無及びその程度、治療及び症状の経過、一般検査及び特殊検査の検査成績、認定時の具体的な日常生活状況等を十分考慮して、総合的に認定する。

糖尿病:慢性腎不全・左下腿切断(人工透析)で障害厚生年金1級の受給事例|神奈川県横浜市

投稿日:2016/07/31 最終更新日:2017/03/17

糖尿病 障害厚生年金1級(事後重症 慢性腎不全・左下腿切断)神奈川県横浜市
お問い合わせフォームからのご相談は以下のようなものでした。
平成21年1月より人工透析を導入。就労中は障害年金の受給ができないと思い込んでいて申請していませんでした。

仕事をしていても受給できます

昨年11月下肢切断に伴い所属先が変更になりかなりの減給となってしまい困っていたところ、こちらのサイトを見つけ過去の請求例を拝見させていただき、自分にも可能なのではと思い連絡致しました。

併合して1級

糖尿病の合併症で慢性腎不全となり人工透析(2級)。更に左下腿切断(2級)とのことですので、併合して1級の障害状態です。
お仕事をされていると、障害年金は貰えないと思っていらっしゃる方は未だ多くいらっしゃるようです。

初診日の証明が出来れば、障害の等級は診断書を2枚出せれば問題なく認められます。
ご相談時点でお聞きした初診日は、10年程前とのことでした。

受診状況等証明書を取得したところ、更に5年ほど前の受診投薬歴が書かれており、もう一度記憶と記録の整理をし直しです。

カルテ破棄

初診の病院はわかりましたが、カルテ廃棄により、受診状況等証明書は取れませんでしたが、受診状況等証明書に添付されていた紹介状の内容が具体的かつ詳細でしたので、十分証明できると判断いたしました(初診日認定の緩和後でしたし)。

請求から94日、障害厚生年金1級に認定されました。
就労中は障害年金が貰えないと思い込み、請求が遅くなってしまったのが、悔やまれますね。

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