広汎性発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)で障害厚生年金2級(事後重症)を受給した事例です。
認定 障害厚生年金2級 事後重症
傷病 広汎性発達障害・注意欠陥多動性障害
部位 精神
相談者概要 50代男性 千葉県松戸市在住
HPをご覧になり、お電話からのご相談とご依頼でした。
目次(Contents)
きっかけは会社の異動で業務内容が変更
20年程前に会社の異動で業務内容が変更になり、複雑で臨機応変な対応が必要となったが、新しい業務を覚えられませんでした。
そのとき特に人に対する態度、コミュニケーション能力に問題があり、そこを周りから指摘を受け、自分自身も思い悩むようになったそうです。
その後、医療機関を受診し、パニック障害、うつ病と診断されました。
会社を退職し再就職してもトラブルやミスが多く、短期間での就職と解雇の繰り返しでした。
- 自分本位で話したり動いてしまう。
- 言葉のキャッチボールが出来ず、会話が成り立たない。
- 介護の仕事では、利用者に担当を断られることが多かった。
などなど。
自分でその理由が理解出来ず、自殺未遂をするまで追い詰められていきました。
ご本人は病気なので仕方がないのですが、周りはなかなか理解してくれないというジレンマがストレスになっていく、追い詰められてしまったようです。
広汎性発達障害および注意欠陥多動性障害と診断
その後受診された病院で、広汎性発達障害および注意欠陥多動性障害と診断され治療を受けていらっしゃいます。
初診日が厚生年金加入時でしたので、障害厚生年金を請求しました。
発達障害での請求ですので、病歴・就労状況等申立書は、出生時から記載した為3枚に及びました。
請求から72日で、障害厚生年金2級に認定されました。
ご自身、どうしても2級を取得したい!!というお気持ちがとても強くお持ちでした。

ご希望通りの結果となり、本当によかったです。

