大動脈弁閉鎖不全症で障害厚生年金3級を受給した事例です。
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ご相談者
概要 40代男性 東京都品川区在住
部位 心臓疾患
傷病 大動脈弁閉鎖不全症
認定 障害厚生年金3級 認定日
ご相談に来ていただいた前月に人工弁の手術を受けられたとのことでした。
初診日はお勤めになられていて、厚生年金加入時となります。
健康診断で指摘
一年前の健康診断で、心雑音と心肥大の指摘を受け、循環器内科を受診されました。
大動脈弁閉鎖不全症と診断され、経過観察となっていましたが、半年後から息切れや息苦しさ等の自覚症状がでてまいりました。
検査入院の結果、大動脈弁二尖弁と判明、人工弁置換術を受けられました。
初診から7ヶ月目でした。
人工弁は障害認定日の特例が適用
今回、障害認定日の特例が適用となりまして、人工弁を置換した日が障害認定日となります。
障害厚生年金を請求(認定日請求)を行い、障害厚生年金3級に認定されました。
請求から決定まで、78日間でした。
初診日が一年以内の為、カルテがあるかどうかの心配はなく、準備はスムーズに進みました。
しかし、カルテは、永久保存してほしいものです。
医院が廃院などになり、障害年金が受給できない方がどれほどいらっしゃるか・・・。

また、やはり健康診断の大切さは身にしみます。皆さんも1年に1度は受診ください。