ネフローゼ症候群(人工透析)で障害基礎年金2級を受給した事例です(事後重症)。 20歳前傷病 埼玉県川口市
お問い合わせフォームからご連絡を頂き、その後日本橋の事務所に来て頂きました。
学生の頃からの治療歴
19歳学生の頃の健康診断で腎機能の低下を指摘され、ネフローゼ症候群と診断されたとのこと。その後ずっと、治療をされていました。
人工透析を開始されたのは、平成13年4月です。
法改正により申請できる状態に
以前、共済組合が対象の職場でした。
その頃、共済組合に障害年金のご相談をされたそうですが、在職中で貰えないと言われ、請求はされていませんでした。
平成27年10月に共済年金と厚生年金との被用者年金が一元化されたことが、今回のご相談のきっかけでした。
20歳前基礎年金はストップしません
まず、初診日が19歳で学生の頃ですので、障害基礎年金の20歳前傷病。
被用者年金一元化前でも、在職中だからといって、支給が停止されることはなかったのです・・・。
人工透析が原則3級から2級認定に変更になったのは、平成14年4月。
10年以上も貰えるはずの障害年金を貰っていなかったことになります。
間違った説明をされて請求していないということもよくあるのです。。ご本人がお気のどくです。もったいない。
初診日が平成7年とかなり前でしたので、初診日の証明もかなり骨が折れましたが、無事障害基礎年金2級に認定されました。
請求から決定まで52日でした。