うつ病の障害年金は、定められている認定基準に沿って審査されます。

しかし、うつ病や精神疾患がある方が働いていたり収入があったりする場合、審査が不安との声を頂きます。

障害年金の解説

働いている場合は審査は厳しいのでしょうか。

うつ病の受給例や金額はこちらにまとめています。

この記事の目次

働いている場合の審査は難しいのか

よく寄せられるご質問に「働いていて仕事をしている(収入がある)場合、障害年金の審査は厳しいのか?」というものがあります。

結論から申し上げます。

パートタイムで働いている場合は問題ないことも多くあります。

しかし、正社員としてのフルタイム勤務などができている場合、審査が厳しくなる傾向があります。

障害年金は、主に働けない場合の生活の所得補償を目的として支給されるためです。

つまり、通常の仕事ができるほど回復していると判断される場合、審査が厳しくなるのです。

但田社労士より解説

この点については、感覚で理解いただけるかと思います。

「病歴・就労状況申立書」で詳しく、働いている経緯や状況を伝える必要があります。

働いているにしても障害者雇用など、いろいろな理由もあります。

参考:病歴・就労状況申立書を提出するとき(日本年金機構)

他に収入がある場合の調整は

相談

他に給与を除く、家賃等の収入があっても基本的に審査などに影響はありませんし、併給調整もされません。

ただし、生活保護を受けている場合、障害年金は収入として扱われ、生活保護費が減額されます。

但田社労士より解説

生活保護を受給中であっても、障害年金を請求することはできます。

しかし、障害年金と生活保護費の両方を、同時に満額受給することは出来ません。

生活保護と障害年金は合計額で計算されるため、トータルの受給額は変わりません。

生活保護を受け取っている受給者が、障害年金も受給できるようになった場合、まず障害年金を優先的に支給、生活保護費はその額を差し引いた金額が支給されます。

受給できた後収入制限はあるのか

千代田年金事務所

受給できた後、障害基礎・厚生どちらの年金でも収入(所得)による制限はありません。

原則として、障害年金に所得による支給制限はありません。

所得による支給制限があり支給停止されるのは、20歳前傷病による障害基礎年金だけです。

ですから、受給後にお仕事や転職等で悩まれる必要はございません。

但田社労士より解説

通常に、お仕事が出来ていくならばそれが一番いいことです。

うつ病で申請するにはいろいろと複雑な点もあり、初回無料相談を行っております。

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国民年金・厚生年金保険 障害認定基準 第8節 精神の障害

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