悪性リンパ腫で障害年金を申請し、受給された事例をご紹介します。是非参考になさって下さい。
悪性リンパ腫で障害厚生年金2級受給(認定日請求)
- 相談者 30代女性 東京都葛飾区
- 傷病 悪性リンパ腫
- 認定 障害厚生年金2級 認定日請求
- 年金額 約150万円
お問い合わせフォームからご連絡頂き、日本橋の事務所でご相談、ご依頼頂きました。
1年2か月程前から咳が出始め、最初は風邪だと思っていたそうです。
誰がこの段階で悪性リンパ種と思うでしょうか・・・。
しかし咳が止まらず、咳払いをした時に血が混じった痰が出るようになり、近所の内科を受診。
38.6度の熱と喀血が続いていた為総合病院へ紹介され、検査の結果悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)と診断されすぐに入院治療を開始されました。
R-SHOP療法を8コースまで行い悪性リンパ種は寛解状態に。
お仕事に復帰後1か月で悪性リンパ種は再燃、救援化学療法を開始。腫瘍の縮小はみられず、放射線療法と救援化学療法を続けていらっしゃいます。
今後も入院を伴う治療が続く為、職場復帰の目途がたたず退職。現在も動悸、息切れ、肋骨への転移による疼痛と、慢性的な疲労感で日常生活は非常に困難な状態です。
診断書の一般状態区分
ご依頼時はまだ障害認定日前でしたので(初診から1年6か月経過前)、初診の証明やその他の書類の準備を進め、障害認定日後すぐに悪性リンパ種の診断書を書いて頂けるよう依頼いたしました。
しかし、出来上がった悪性リンパ種の診断書一般状態区分は、
イ(軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが歩行、軽労働や座業はできるもの 例えば、軽い家事、事務など)に・・・。
どう考えても実際の状態より軽い為、訂正をして頂くようアドバイスし、ウに変更して頂きました(渋々だったそうですが)。
お医者様の診たてに対し、感情的に文句を言うわけではなく実際の障害状態など事実に即してお話することが大事です。
無事、悪性リンパ種で障害厚生年金にて請求し、障害厚生年金2級に認定されました。請求から決定まで104日間。
一般状態区分がイのままだと、2級には該当しないところでしたので、訂正して頂けて本当によかったです。

ご本人から「障害厚生年金2級に認定され、本当に助かります」とおっしゃって頂きました。ありがとうございました。ゆっくり療養して下さい。
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