
障害年金生活者支援給付金は、障害基礎年金1級・2級の方に上乗せされる給付金です
一定の所得要件を満たす場合、障害年金に上乗せして支給されます。
令和8年度の金額は、障害等級1級が月額7,025円、2級が月額5,620円です。
「障害年金に年金生活者支援給付金が加算されると聞いたのだけど」
「具体的な金額はいくら?」
「自動的にもらえるの?請求が必要なの?」
このような疑問に、わかりやすくお答えします。
執筆者紹介|障害年金専門社労士 但田美奈子
はじめまして。
当事務所で障害年金の申請サポートを担当しております、但田美奈子です。
経験15年以上・累計相談件数4,250件(令和8年8月末現在)・受給率97.8%。
うつ病をはじめ、さまざまな傷病のご相談に対応してまいりました。
障害年金は、病気やケガで日常生活や仕事が難しくなったときに支給される大切な制度です。
この記事では、障害年金に上乗せされる年金生活者支援給付金の対象者、金額、請求方法を解説します。
申請を迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の内容は以下からすぐ確認できます。
年金生活者支援給付金とは
年金生活者支援給付金は、年金を含めても所得が低い方の生活を支援するため、年金に上乗せして支給される給付金です。
消費税率の引き上げ分を活用した制度で、令和元年10月から始まりました。
障害基礎年金を受給している対象者には、「障害年金生活者支援給付金」が支給されます。
支給は、障害年金と同じく、原則として2か月に1回行われます。
障害年金生活者支援給付金を受け取るには
障害年金生活者支援給付金を受け取るには、支給要件を満たし、認定請求手続きを行う必要があります。
自動的に加算されるものではなく、原則として請求手続きが必要です。
支給要件

障害年金生活者支援給付金の主な要件は、次のとおりです。
- 障害基礎年金1級・2級を受給していること
- 前年の所得が一定額以下であること
障害厚生年金を受給している方でも、障害等級1級または2級で障害基礎年金もあわせて受給している場合は、対象となる可能性があります。
所得要件
前年の所得が、4,721,000円以下であることが要件です。
扶養親族がいる場合は、扶養親族の数に応じて限度額が加算されます。
- 扶養親族1人につき38万円を加算
- 同一生計配偶者のうち70歳以上の方または老人扶養親族は48万円を加算
- 特定扶養親族または16歳以上19歳未満の扶養親族は63万円を加算
なお、障害年金等の非課税収入は、給付金の判定に用いる所得には含まれません。
年金生活者支援給付金の金額|令和8年度
令和8年度の障害年金生活者支援給付金は、1級が月額7,025円、2級が月額5,620円です。
給付金の金額は、物価の変動などにより年度ごとに改定されることがあります。
| 障害等級 | 金額 |
|---|---|
| 1級 | 月額7,025円 |
| 2級 | 月額5,620円 |
障害年金と一緒に請求できます
障害基礎年金をこれから請求する方は、障害年金の請求とあわせて、年金生活者支援給付金の認定請求を行うことができます。
請求書以外の添付書類は、原則として不要です。
当事務所で障害年金の申請をサポートする場合は、対象となる可能性がある方について、障害年金とあわせて給付金の手続きも確認しています。
年金生活者支援給付金で注意すること
- 障害基礎年金1級・2級の受給者が対象です。
- 障害厚生年金3級のみの場合は、原則として対象になりません。
- 前年所得が一定額を超える場合は支給されません。
- 障害年金等の非課税収入は、所得判定には含まれません。
- 原則として請求手続きが必要です。
よくあるご質問
障害年金生活者支援給付金とは何ですか?
年金を含めても所得が低い方を支援するため、障害基礎年金1級・2級の受給者に上乗せして支給される給付金です。
障害年金生活者支援給付金はいくらですか?
令和8年度は、障害等級1級が月額7,025円、2級が月額5,620円です。
障害厚生年金を受給していても対象になりますか?
障害厚生年金1級・2級で、障害基礎年金もあわせて受給している場合は、対象となる可能性があります。障害厚生年金3級のみの場合は、原則として対象になりません。
年金生活者支援給付金は自動的にもらえますか?
原則として認定請求手続きが必要です。障害年金を新たに請求する場合は、障害年金とあわせて請求することができます。
所得要件に障害年金は含まれますか?
障害年金等の非課税収入は、年金生活者支援給付金の所得判定には含まれません。
