脳出血の障害年金でもらえる金額はいくら?|東京の社労士 箕輪オフィス

脳出血の障害年金でもらえる金額はいくら?|東京の社労士 箕輪オフィス

脳出血の障害年金で受け取れる金額の目安

脳出血でも、症状や合併症の程度によっては障害年金を受給できます。

受給額の目安は、自営業の方で年間約83万〜104万円、会社員の方はこれに障害厚生年金が上乗せされ、年間140万〜250万円程度になることもあります。

このページでは、脳出血で受け取れる障害年金の金額を、等級別に具体的に解説します。

執筆者:社会保険労務士・但田美奈子(実務経験に基づく解説)

脳出血で障害年金を考えている方の中には、「実際にいくらもらえるのか」が気になっている方も多いのではないでしょうか。

脳出血でも障害年金をもらい忘れているケースは少なくありません。実際に、年間60万円以上を受給している方も多くいらっしゃいます。

ここでは、脳出血で受給できる等級ごとの金額や、加算される手当を分かりやすく解説していきます。

※ このページは脳出血の障害年金の「金額」に特化した補助記事です。認定基準や受給例については、脳出血の障害年金の全体解説ページで詳しく解説しています。

脳出血で障害年金の金額はいくら?(制度別)

障害年金の額

では、具体的な金額を見る前に、簡単に自己紹介をさせてください。

私は、社会保険労務士・但田美奈子です。脳出血を含む障害年金の申請サポートを専門に行っており、実務経験は15年以上、累計相談件数は4,079件(令和8年3月末現在)です。

これまで多くの方の障害年金申請に携わってきた経験をもとに、このページでは金額の目安をできるだけ分かりやすく解説しています。

執筆者からのご挨拶(約40秒)

簡単ではありますが、動画でもご挨拶しています。よろしければご覧ください。

それでは、具体的な内容を見ていきましょう。

障害年金には、「基礎」と「厚生」の2つがあります。

  1. 基礎::1級と2級
  2. 厚生::1級、2級、3級

このように、基礎と厚生が組み合わさって、2階建ての仕組み(3級は厚生年金のみ)になっています。

もらえる金額もこれに伴って説明していきます。

また、受給した後、国民年金保険料が免除になる制度がありますので、ご検討下さい。

脳出血の障害基礎年金額と子の加算

脳出血で、障害基礎年金の1級又は2級に認定されたときの金額を解説していきます。

障害等級 金額
1級 1,039,625円/年
+子の加算
2級 831,700円/年
+子の加算

受給権を得た後、翌月分から支給されます。

1年の金額を6等分して、偶数月に受け取ることになります。

初回は臨時で奇数もありえますが、以後必ず偶数月に2か月分まとめて受け取る形になります。

※決定が早い場合など、初回のみは(奇数月分の)1か月分支給ということもあります。

子の加算

18歳の年度末までの、子供がいる場合に加算されます。

一般的には高校卒業までということです
子の人数 金額
1人目/2人目 1人につき 239,300円/年
3人目以降 1人につき 79,800円/年

脳出血 の障害厚生年金額と配偶者加給年金

脳出血で、障害厚生年金1級又は2級に認定された場合、障害基礎年金に加えて厚生年金が加算されます。

3級の場合は、障害厚生年金のみが支給されます。

障害厚生年金の金額は、給与や勤めていた期間(年齢)に比例するため、人によりまったく違います。

例えば、給与が30万円の方と45万円の方では、受給金額に1.5倍の差が生じます。

障害厚生年金 金額
1級 報酬比例額加算×1.25
+ 配偶者加給年金
2級 報酬比例額加算×1.0
+ 配偶者加給年金
3級 623,800円/年 金額は一律

報酬比例部分に300月みなしあり

報酬比例部分の計算において、厚生年金期間が300月(25年)未満の場合は、300月とみなして計算されます。

例えば、会社に入社後、それほどたたずして脳出血になり障害年金の受給を開始した場合など。

最低25年は年金を納付したものとして、ある程度の額の厚生年金が受給できるようになっています。

また、障害認定日の属する月後の被保険者期間は、年金の計算の基礎とはされません。

年金制度自体は批判も多いのですが、なかなか手厚くなっています。

計算の基礎となるのは、障害認定日までに納付したものまでです。

配偶者加給年金

脳出血で1級又は2級に認定され、生計維持関係にある65歳未満の配偶者がいる場合、配偶者加給年金が支給されます(配偶者の年収が850万円未満)。

よくご質問を受けますが、奥様が障害厚生年金2級以上を受給した場合、どうなるでしょうか。

その場合、配偶者である夫についても加給年金が支給されます。

※配偶者自身が20年以上の加入期間の老齢厚生年金や、障害年金を受給していないこと(受給するまではもらえます)。

障害等級 金額
1級・2級
(3級はなし)
239,300円/年

年金生活者支援給付金

脳出血の障害年金は、年金生活者支援給付金という手当も加算されます。

年金生活者支援給付金は基礎も厚生も変わらず2級以上であれば支給されます。

金額は毎年変動します。

等級 金額
1級 6,813円/月
2級 5,450円/月

脳出血の時効と遡及請求

残念ながら脳出血での請求には時効があります。

申請しなければ、過去のものは最大5年間で消滅してしまいます。

もし遡って請求できる場合、最大で5年間遡って受け取れます。

これを遡及請求といいます。

脳出血で受け取れる年金額の目安

生涯を通じた給与とボーナスの平均(例:生涯をならした平均給与500万円)を基にした、おおよその受給額です。

あくまで目安としてご参考ください(令和7年度水準)。

ケース 年収モデル 等級 年金の種類 受給額 備考
① 自営業・主婦など(国民年金のみ) 2級 障害基礎年金 831,700円/年(69,308円/月) 定額、収入に関係なし
② 自営業・主婦など 1級 障害基礎年金 1,039,625円/年(86,635円/月) 2級の1.25倍
③ 会社員・平均年収300万円 300万円 3級 障害厚生年金 623,800円/年(51,983円/月) 最低保障額(年収に関係なく)
④ 会社員・平均年収300万円 300万円 2級 障害基礎年金+障害厚生年金 約1,440,000〜1,560,000円/年(120,000〜130,000円/月) 基礎年金+報酬比例約5〜6万円
⑤ 会社員・平均年収500万円 500万円 2級 障害基礎年金+障害厚生年金 約1,920,000〜2,040,000円/年(160,000〜170,000円/月) 基礎年金+報酬比例約10万円
⑥ 会社員・平均年収500万円 500万円 1級 障害基礎年金+障害厚生年金 約2,400,000〜2,520,000円/年(200,000〜210,000円/月) 2級の1.25倍

以上、脳出血でもらえる年金額の詳細は、 障害年金の金額はいくら?【2026年(令和8年)】1級・2級・3級の目安 で詳しく解説しています。

脳出血で申請するにはいろいろと複雑な点もあり、初回無料相談を行っております。

無料相談受付中!

令和8年4月分からの年金額等について

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

関連記事 Relation Entry