
江戸川区で人工透析により障害年金を受給した事例を紹介します
人工透析を受けている場合、原則として障害年金2級に該当する可能性があります。
ただし、実際の申請では、初診日の証明、保険料納付要件、診断書の内容、20歳前傷病、支給停止解除のタイミングなどを丁寧に整理する必要があります。
- 東京都江戸川区の受給例
- 常染色体優性多発性嚢胞腎による受給例
- 20歳前傷病による障害基礎年金の事例
- 支給停止事由消滅届により支給停止が解除された事例
このページでは、江戸川区で人工透析により障害年金を受給した事例を、専門家の視点から紹介します。
「江戸川区で、人工透析による障害年金の受給例を見てみたい」
「20歳前から腎臓の病気がある場合、障害年金を申請できるのか知りたい」
「一度支給停止になった障害年金を再開できるのか知りたい」
このような疑問をお持ちの方に向けて、実際の受給例をもとに解説します。
このページでわかること
- 江戸川区で人工透析により障害年金を受給した事例
- 常染色体優性多発性嚢胞腎による血液透析の受給例
- 20歳前傷病で障害基礎年金2級に認定された事例
- こども病院で初診日を証明できた事例
- 腎臓移植後に支給停止となった障害年金の再開事例
- 支給停止事由消滅届を提出する際の注意点
江戸川区にお住まいの方でも、東京日本橋の当事務所にご相談いただけます。
人工透析の障害年金の受給資格・金額・認定基準については、人工透析の障害年金の全体解説ページで詳しく解説しています。
この記事の内容は以下からすぐ確認できます。
執筆者紹介|障害年金専門社労士 但田美奈子
はじめまして。
当事務所で障害年金の申請サポートを担当しております、但田美奈子です。
経験15年以上・累計相談件数4,193件(令和8年6月末現在)・受給率97.8%。
人工透析をはじめ、さまざまな傷病のご相談に対応してまいりました。
江戸川区で実際に人工透析で障害年金を申請し、無事受給した事例をご紹介します。
常染色体優性多発性嚢胞腎、20歳前傷病、腎臓移植後の支給停止解除など、初診日や病状にはさまざまなケースがありますので、ぜひ参考にしてください。

常染色体優性多発性嚢胞腎・血液透析|障害基礎年金2級・約80万円
| 認定 | 障害基礎年金2級 事後重症請求 |
| 相談者 | 30代女性 東京都江戸川区 |
| 傷病 | 常染色体優性多発性嚢胞腎(血液透析) |
| 金額 | 約80万円 |
ご主人さまからお電話でご連絡をいただき、その後、日本橋の事務所でご相談をお受けしました。
面談時には、ご夫婦そろってお越しいただきました。
小学校6年生頃に腎肥大がみられ、常染色体優性多発性嚢胞腎と診断されました。
その後、定期的に受診されていましたが、ゆっくりと腎機能が低下していき、半年ほど前に人工透析を導入されたとのことでした。
現在は、正社員として就労されながら、週3回の人工透析(血液透析)をされています。
こども病院で初診日を証明できた事例
初診日が20歳前であったため、障害基礎年金の20歳前傷病として、事後重症請求を行う事例でした。
初診は25年以上前でしたが、こども病院であったため、初診日の証明も問題なく取得できました。
腎臓障害の場合、非常に長い期間をかけて徐々に悪化していくことがあり、カルテが残っていないケースも少なくありません。
この事例では、初診日の証明を取得できたことが大きなポイントでした。
請求から決定までの期間は63日で、無事、障害基礎年金2級に認定されました。
慢性腎不全・支給停止解除|障害基礎年金2級・約80万円
| 認定 | 障害基礎年金2級 支給停止事由消滅届提出 |
| 相談者 | 40代女性 東京都江戸川区 |
| 傷病 | 慢性腎不全(人工透析) |
| 金額 | 約80万円 |
お問い合わせフォームからご相談いただきました。
18年ほど前に人工透析を導入され、障害基礎年金2級を受給されていました。
透析開始から10年後に腎臓移植を行い、体調が安定したため、その1年後に障害基礎年金は支給停止になったそうです。
体調が安定することは大切ですが、支給停止になると経済的には大きな影響があります。
その後、再び腎機能が徐々に低下していきました。
支給停止事由消滅届を提出した事例
昨年、ご自身で支給停止事由消滅届を提出されたものの、認められず、支給停止は解除されませんでした。
さらに腎機能が悪化したため、もう一度支給停止事由消滅届を提出するにあたり、「前回のように自分で出したくないので専門家にお願いしたい」とご相談いただきました。
お話を伺うと、クレアチニン値は6.5程度でした。
まだ人工透析は導入していないものの、主治医からは「そろそろ人工透析導入になるかもしれない」と言われている状況でした。
他で相談したところ、人工透析を開始してからの届出を勧められたとのことです。
確かに、人工透析を開始すれば判断はしやすくなります。
しかし、現在の状態でも障害認定基準2級に該当すると判断し、すぐに支給停止事由消滅届を提出しました。
人工透析を開始するまで待つと、その数か月分の年金を受け取れない可能性があります。
結果として、診断書の現症日を消滅の事由に該当する日として届け出ることができ、無事に支給停止が解除されました。
支給停止解除のタイミングは、診断書の内容や現在の病状を踏まえて慎重に検討することが大切です。
江戸川区の人工透析の受給例からわかること
江戸川区の受給例を見ると、人工透析で障害年金を申請する際には、次の点が重要であることがわかります。
- 20歳前から腎臓の病気がある場合、障害基礎年金の対象になる可能性がある
- 小児期の受診歴は、こども病院などに記録が残っていることがある
- 正社員として働いていても、人工透析で障害年金を受給できる可能性がある
- 腎臓移植後に支給停止となった場合でも、病状悪化により支給停止解除を検討できることがある
- 人工透析開始前でも、腎機能の状態によっては届出や請求を検討する場合がある
人工透析の障害年金は、初診日や加入していた年金制度、病状の推移、支給停止の有無によって判断が分かれます。
「自分の場合は受給できるのか」と不安な方は、まずは状況を整理することが大切です。
よくあるご質問
江戸川区に住んでいても相談できますか?
はい。江戸川区にお住まいの方からのご相談にも対応しています。電話やメール等を活用し、東京日本橋の当事務所でご相談をお受けしています。
20歳前から腎臓の病気がある場合、障害年金は申請できますか?
申請できる可能性があります。20歳前に初診日がある場合は、障害基礎年金の20歳前傷病として請求を検討します。ただし、障害の状態や診断書の内容などを確認する必要があります。
こども病院の記録は初診日証明に使えますか?
使える可能性があります。小児期の受診歴については、こども病院などに長期間記録が残っている場合があります。初診日の証明が重要になるため、受診先に確認することが大切です。
腎臓移植後に障害年金が支給停止になった場合、再開できますか?
病状が悪化した場合は、支給停止事由消滅届により支給停止解除を検討できることがあります。診断書の内容や現在の腎機能、日常生活の状況などを確認して判断します。
人工透析を開始する前でも支給停止解除を検討できますか?
病状や検査数値、診断書の内容によっては、人工透析開始前でも支給停止解除を検討する場合があります。ただし、判断が難しいため、現在の状態を丁寧に確認する必要があります。
江戸川区で人工透析の障害年金を検討中の方へ
人工透析の障害年金は、原則として2級に該当する可能性があります。
ただし、初診日が20歳前、カルテが古い、仕事をしている、腎臓移植後に支給停止になっている、人工透析開始前後で手続きのタイミングに迷うなど、実際の申請では個別に検討すべき点が多くあります。
江戸川区にお住まいの方で、人工透析による障害年金を検討されている場合は、まずは無料相談をご利用ください。
参考資料
国民年金・厚生年金保険 障害認定基準 第12節 腎疾患による障害
引用元:日本年金機構 国民年金・厚生年金保険 障害認定基準 第12節 腎疾患による障害
人工透析にかかる医療費助成
障害基礎年金
引用元:江戸川区|障害基礎年金
