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障害年金と学生納付特例の関係

投稿日:2017/03/27 最終更新日:2017/03/29

障害年金の初診日に学生でしたか?

たとえば、目や腎臓の疾患など非常に長い時間をかけて悪くなっていく場合や、精神疾患などでも初診日がかなり古く、学生時代だったということがあります。

在学中の怪我などは典型的なものです。

しかし、この場合、障害年金が受け取れない場合も多くあるのです。

まず、年金制度は法改正を繰り返していますので、どの年代に学生だったかにより大きな違いがでます。

障害年金の学生の取り扱い

任意加入

1959年から1991年3月(昭和34年から平成3年)

大学生、高校生の昼間学生のみ

1959年(昭和34年)に国民年金が成立したとき、昼間学生は任意加入でした。

任意で加入してもいいですよということですから、逆に言うとほぼ未加入だったと思います。

そのあと、1989年(平成元年)の法改正により(施行1991年4月・平成3年)学生を含む20歳以上は強制加入となりました。

よって、1991年3月(平成3年)以前の初診日で病気や事故で障害を負ってしまった場合、任意加入して年金を納めていないと、障害基礎年金は支給されません。

1989年ごろの加入率は1%程度という資料もありますので、ほぼ加入していないということです。

このときは、任意加入なので納めていない場合未納ではなく、老齢年金の期間計算にのみ加入です(合算対象期間とかカラ期間という)。

→現在、特別障害給付金が支給されることになっています(それでも夜間や通信制の学生だった場合、学生の定義ではなかったため、この期間は納めていないと未納という形になり対象となりません。制度のはざまですので、何とかしてほしいものですが)。

学生免除特例

1991年4月から2000年3月(平成3年から12年)

大学生・専修学校の昼間学生のみ

強制加入となった、1991年4月以降2000年3月以前は、学生免除という制度が存在していました。

この制度は、年金の一部を納めたことになる現在の全額免除(申請免除)と同様の効果がありましたが、現在、「学生納付特例」の成立により制度として消滅しました。

これも免除の申請をしていないと対象になりません。

申請をしていない場合「未納」ですが、免除をしていなくて「学生は納めなくてもよい」という前からの認識の方が多い時代です。

ちょうどバブル世代のあたりで改正があったということですね。

今の40歳~50歳前後の方達は、学生のころ未納となっている方も多いかと思います。

学生納付特例制度

2000年4月(平成12年)から現在まで

昼間・夜間・通信制を含む学生

2000年4月(平成12年)から学生納付特例制度が導入されました。

また、2002年4月(平成14年)からはそれまで対象外であった定時制・通信制課程の学生にも対象が拡大されたのです。

これも申請は必要となります。

学生納付特例が承認された場合の効果

  1. 納付特例期間中の障害・事故に対しても、納付していた場合と同様に満額の障害基礎年金・遺族基礎年金が受給できます。
  2. 納付特例期間は年金の受給資格期間に算入される(合算対象期間となる)が、老齢年金額計算には算入できないので老齢年金額は変わりません(10年以内であれば追納が可能)。

要するに、社会人となるなど保険料を納められるだけの収入ができるまで支払いを先延ばしにすることができますが、何かあった場合、満額の障害基礎年金(遺族基礎年金の場合も)が受け取れるという点が大きいのです。

なお、特例の申請は最大で申請年度の4月から3月のた、毎年申請を行う必要があります。

学生納付特例制度の効果一覧表

老齢基礎年金 障害基礎年金
遺族基礎年金
受給資格期間への参入 年金額への反映
納付
学生納付特例 × ×
未納 × × ×
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