【令和7年度版・アーカイブ】 障害年金のもらえる金額はいくらなのか?

【令和7年度版・アーカイブ】 障害年金のもらえる金額はいくらなのか?

障害年金のもらえる金額を社労士が解説

【ご案内】このページは「令和7年度」の障害年金情報(アーカイブ)です。

最新の金額は 障害年金の金額はいくら?【2026年(令和8年)】1級・2級・3級の目安と基礎・厚生の違い をご覧ください。

「障害年金の金額は、いくらもらえるの」

「基礎年金と厚生年金では、金額はいくら違うの」

「その他、何か手当はあるの」

このような疑問にわかりやすくお答えします。 結論から申し上げますと、障害年金の金額は等級と加入状況によって大きく異なります。

障害年金の金額の目安

  • 障害基礎年金2級:年831,700円(月69,308円)
  • 障害基礎年金1級:年1,039,625円(月86,635円)
  • 障害厚生年金3級:最低保障 年623,800円(月51,983円)
  • 障害厚生年金2級:基礎年金を含めて月12万円〜17万円程度が一つの目安
  • 障害厚生年金1級:基礎年金を含めて月20万円前後になる場合もあります

※実際の金額は、等級・厚生年金加入期間・給与水準・家族構成により異なります。

はじめまして。障害年金の専門社労士、但田美奈子(ただみなこ)と申します。

経験15年以上。累計相談件数4,079件(令和8年3月末現在)。受給率97.8%です。

障害年金の無料相談から申請サポート」に携わってまいりました。

執筆者紹介|障害年金専門社労士 但田美奈子

当事務所で障害年金の申請サポートを担当しております、但田美奈子です。

簡単ではありますが、動画でもご挨拶しておりますので、よろしければご覧ください。

障害年金の受給が無事決定しても、具体的な支給金額が気になります。

相談の際、審査の内容と、受け取れる金額の質問が多いのも頷けます。

この記事では、障害年金のもらえる金額について、制度ごとにわかりやすく解説します。

なお、障害年金を受給するには、初診日保険料納付要件障害認定基準の3つを満たす必要があります。

障害年金の額

障害年金の額 障害年金の支給額は、等級(1級、2級、3級)や加入している年金制度(国民年金、厚生年金)によって異なります。

また、扶養家族がいる場合や過去の加入状況によっても変動します。

受給額は、障害認定基準による等級で決まります。

例えば、うつ病など精神疾患の場合、状態によって受給額や等級が大きく変わります。

精神疾患の認定基準については、うつ病の障害年金の解説ページもご参照ください。

まず、障害年金には、基礎と厚生の2つがあります。

📌 基礎:1級と2級

📌 厚生年金:1級、2級、3級

このように、基礎と厚生が組み合わさって、2階建ての仕組み(3級は厚生年金のみ)になっています。

障害基礎年金はいくら

年金額の改定(スライド)ルール 厚生労働省:令和8年度の年金額改定についてお知らせしますより抜粋。

障害年金は「物価変動率」「名目手取り賃金変動率」により毎年変動します。

令和8年度の障害基礎年金(国民年金)の金額は、以下のようになります。

📌 等級に1級と2級があり、偶数月(2月、4月など)に、その前月までの2か月分まとめて振込まれます。

障害基礎年金 金額
1級 1,039,625円/年 (昭和31年4月1日以前生まれた方 1,036,625円)
2級 831,700円/年 (昭和31年4月1日以前生まれた方 829,300円)
子の加算額

2人目まで(1人につき) 239,300円 3人目から 79,800円 ・

18歳になった後の最初の3月31日までの子 ・20歳未満で障害等級1級・2級の障害の状態にある子がいる場合

※1級は2級の金額が1.25倍

子の加算は高校卒業まで。

つまり扶養手当の意味合いになります。

子の加算

障害厚生年金はいくら

障害厚生年金の支給額は、以下のようになります。

障害厚生年金 金額(厚生年金に基礎年金の額が加算となります)
1級 報酬比例の年金額×1.25 (給与額に応じた金額の1.25倍) プラス障害基礎年金1級(1,039,625円) (昭和31年4月1日以前に生まれた方 1,036,625円)
2級 報酬比例の年金額×1.0 プラス障害基礎年金2級(831,700円) (昭和31年4月1日以前に生まれた方 829,300円)
3級 報酬比例の年金額×1.0 ※最低保障 623,800円 (昭和31年4月1日以前に生まれた方 622,000円)
障害手当金 一時金として、報酬比例の年金額×2.0 ※最低保障 1,247,600円 (昭和31年4月1日以前に生まれた方 1,244,000円) 注)これは年金ではなく一時金になります。

※年金加入の被保険者期間が300月未満の場合、300月にみなして計算。 ※1.2級は、一定の要件を満たす配偶者がいる場合、配偶者加給金額の加算もあり ※1.2級は、一定の要件を満たす子がいる場合、子の加算額もあり

金額は、毎年物価の調整なども入るので増減致します。
しかし、障害厚生年金がいくらもらえるかの計算は、かなり難しいのです。

  • 給与50万円と25万円の方
  • 10年掛けた方と20年掛けた方
上記のように、人によりもらえる金額は全く異なるからです。

おおむねの障害厚生年金の金額

障害年金と通帳 今まで受給された方の平均的な金額は人により全く異なるので、大体の感じになってしまいます。 2級の障害厚生年金部分だけで、月10万円前後あれば多いほうかと思います。 今の老齢厚生年金の金額が、多い方で基礎年金とあわせて年200万円超程度だからです。 👉2級の障害厚生年金ですと、もらえる金額は厚生年金と基礎年金の合計で月15万円超程度が多い気がします(年200万円程度)。 〇1級はその金額の1.25倍となりますので、多い場合で合計金額はだいたい月20万円前後くらい。 ただし、これは60歳まで未納なく納めた場合の金額です。 例えば40歳で障害厚生年金を受給された場合、厚生年金月額だけで5万円~6万円という感じでしょうか。 基礎年金と合計で月11から14万円前後です。 👉2級以上の場合、これに配偶者の加給年金と子の加算が加わります。

障害厚生年金の計算月

厚生金額の計算に入るのは、障害認定日が属する月までとなります。 例えば、平成20年1月12日が初診日の場合、認定日は平成21年7月12日。 厚生年金に加入したときから、平成21年7月までが計算の基礎となります。 したがって、現在までの厚生年金加入期間全てではなく、障害認定日までの期間が計算に影響します。 特に若い頃は給与が低かったため、金額が予想よりも少ない場合があります。

これによっても、障害厚生年金の金額の計算は難しいというのはわかっていただけると思います。 例えば、以前は初任給が20万円程度でしたが、今は初任給が25万円あれば、かなりいいほうと言えます。 年金額も単純に2割変わります。

障害年金の受給額めやす

実際の受給額は以下のようなイメージになります。 生涯を通じた給与とボーナスの平均(例:生涯をならした平均給与500万円)を基にした、おおよその受給額です。 あくまで目安としてご参考ください(令和7年度水準)。

ケース 年収モデル 等級 年金の種類 受給額 備考
① 自営業・主婦など(国民年金のみ) 2級 障害基礎年金 831,700円/年(69,308円/月) 定額、収入に関係なし
② 自営業・主婦など 1級 障害基礎年金 1,039,625円/年(86,635円/月) 2級の1.25倍
③ 会社員・平均年収300万円 300万円 3級 障害厚生年金 623,800円/年(51,983円/月) 最低保障額(年収に関係なく)
④ 会社員・平均年収300万円 300万円 2級 障害基礎年金+障害厚生年金 約1,440,000〜1,560,000円/年(120,000〜130,000円/月) 基礎年金+報酬比例約5〜6万円
⑤ 会社員・平均年収500万円 500万円 2級 障害基礎年金+障害厚生年金 約1,920,000〜2,040,000円/年(160,000〜170,000円/月) 基礎年金+報酬比例約10万円
⑥ 会社員・平均年収500万円 500万円 1級 障害基礎年金+障害厚生年金 約2,400,000〜2,520,000円/年(200,000〜210,000円/月) 2級の1.25倍

配偶者加給年金

配偶者加給年金

障害等級 金額
1級・2級 (3級はなし) 239,300円/年

障害厚生年金の1級又は2級に該当した場合や、一定の要件を満たした配偶者がいる場合、年金に配偶者加給年金が加算されます。 👉以下の要件が必要。

  1. 配偶者が、退職共済年金や障害年金を受け取っていないこと。
  2. 配偶者は65才未満であること。
  3. 年金加入者と同一の世帯で生計を共にしており、配偶者の年収が850万円未満であること。

繰り返しになりますが年金が受給できた場合、障害基礎年金は一律ですが、障害厚生年金は人によって金額が全く違います。 そのため、「自分はいくらもらえるのか」「そもそも対象になるのか」は個別判断が重要です。 ※3級の場合は最低保証あり。

加給年金と加算額まとめ

対象者と金額 加給 年金 年齢 制限
配偶者 239,300円 障害厚生年金 65歳未満
子 2人まで 239,300円(人) 障害基礎年金 ・18歳になった後の3月31日まで ・20歳未満で障害等級1級、2級の障害の状態にある子
3人目から 79,800円(人)

年金生活者支援給付金

👉障害年金は、年金生活者支援給付金という手当も加算されます。 年金生活者支援給付金は、基礎も厚生も変わらず2級以上であれば支給されます。 金額は毎年変動します。

等級 金額
1級 月6,813円
2級 月5,450円

障害年金の時効と遡及請求

相談 👉残念ながら障害年金にも時効があります。 申請しなければ、過去のものは最大5年間で消滅してしまいます。 もし遡って請求できる場合、最大で5年間遡って受け取れます。 これを遡及請求といいます。

よくあるご質問(障害年金の金額)

よくいただくご質問を、簡潔にまとめました。

障害年金の金額に関するよくあるご質問

Q. 障害年金はいくらもらえますか?

A. 等級と加入状況により大きく異なります。 障害基礎年金は定額ですが、障害厚生年金は給与や加入期間によって変わります。2級の場合、月6万円〜17万円程度が一つの目安となります。

Q. 障害基礎年金と障害厚生年金の違いは何ですか?

A. 基礎年金は定額、厚生年金は報酬比例です。 国民年金のみの方は障害基礎年金のみ、会社員の方は障害厚生年金が上乗せされる仕組みです。

Q. 配偶者や子どもがいると金額は増えますか?

A. はい、加算される場合があります。 配偶者加給年金や子の加算があり、家族構成によって年金額が増えることがあります。

Q. 金額は毎年変わりますか?

A. はい、物価や賃金の変動により毎年見直されます。 そのため、同じ等級でも年度によって受給額は変動します。

「自分の場合は、対象になるのか分からない」という方は、お気軽にご相談ください。 無料相談受付中!


参考資料

制度の詳細については、以下の公的資料も参考になります。

令和7年4月分からの年金額等について

障害基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法

障害厚生年金の受給要件・支給開始時期・計算方法

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