「埼玉の双極性障害で障害年金を受給した事例を知りたい。」
そのようなご相談に向けてお話しします。
はじめまして。
社会保険労務士の但田美奈子(ただみなこ)と申します。
東京日本橋にて、10年以上「双極性障害など障害年金申請のサポート」を行っております。
いろいろなケースがございますので、ぜひご参考ください。
もらえる金額や認定基準はこちら
双極性障害で障害年金の申請は難しいのでしょうか?受給例の紹介。もらえる金額。認定基準を専門の女性社労士が解説!
不安感・不眠症状の双極性障害で障害基礎年金2級(遡及請求3年)
認定 | 障害基礎年金2級 遡及請求3年 |
相談者 | 女性 埼玉県新座市 |
傷病 | 双極性感情障害 |
受給額 | 約80万円 遡及金額240万円 |
ご主人からのご相談でした。
奥様はお料理関係のお仕事をされていたそうです。
ストレスとプレッシャーで発症
5年程前から仕事の忙しさとプレッシャーで不安感・不眠症状が出現。
今まで問題なくできていたことができなくなっていきました。
食欲がなくなり、体も重くなり家事も手につかない状態に。
本当にここで無理をしないで一度休憩していただきたいのですが。
お仕事やご家族への責任からなかなか休みもとれないものです。
でも、それでもあえて休憩しながらいきましょう。人生長いのですから。
かかりつけの内科を受診したところ、精神科の受診を勧められ紹介状を書いて頂いたとのこと。
翌日精神科を受診しうつ病と診断。
その後双極性感情障害に診断が変更(これはよくあることです)。
- 強い希死念慮
- 自殺企図あり。
- 薬の副作用か手の震え
- ろれつが回らない
- 書く文字が小さくなる
等色々な症状が出現し、ご主人は心配でたまらないご様子でした。
初診日は国民年金加入時でしたので、障害基礎年金を請求することになります。
請求から73日で障害基礎年金2級(遡及請求3年)に認定されました。
ご本人にもご主人にも喜んで頂けて、本当によかったです。

少しでもゆっくり休んでくださいね。
勤続が長期に渡る双極性障害で障害厚生年金2級
認定 | 障害厚生年金2級 |
相談者 | 女性 埼玉県桶川市 |
傷病 | 双極性感情障害 |
受給額 | 約110万円 |
申請するとき、障害認定日(初診から1年6か月時)の診断書と現在の診断書2通を提出。
ただ、障害認定日頃は症状が軽くその後も長く勤めてらっしゃったので、遡及はかなり難しい旨お話しておりました。
結果は、障害認定日時点、つまり遡及請求分は不支給。
現在は障害厚生年金2級というものでした。
通知を受け取られたときに、障害認定日では不支給との通知書で、全部ダメだったと思ったとのこと。
届いた書類すべて読み上げてもらい、現在は2級と認定されたことをお伝えしたところ、安心されたようでした。
今回は、請求してから99日目での決定でした。
どうしても、通常にお勤めをしていらっしゃると認定が難しい傾向はあります。
双極性障害の障害年金申請はいろいろと複雑な点もあり、女性社労士が受給資格の初回無料相談でサポートしています。
メールやお電話で問合せ下さい。
双極性障害(躁うつ病)「双極性障害」とは
国民年金に加入している間、または20歳前(年金制度に加入していない期間)、もしくは60歳以上65歳未満(年金制度に加入していない期間で日本に住んでいる間)に、初診日のある病気やケガで、法令により定められた障害等級表(1級・2級)による障害の状態にある方
引用元: さいたま市/障害基礎年金