「神奈川(横浜市、川崎市など)で、うつ病により障害年金を受給した事例を知りたい。」
そのようなご相談に向けて解説致します。
はじめまして。
社会保険労務士の但田美奈子(ただみなこ)と申します。
12年以上(累計約3,500件)「うつ病など障害年金申請のサポート」に携わってまいりました。
いろいろなケースがございますので、ぜひご参考ください。
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うつ病で障害年金を申請するのは難しいのでしょうか?専門の女性社労士がうつ病で障害年金を受給するためのポイントを解説!
不眠、不安症状等で障害厚生年金3級
認定 | 障害厚生年金3級 事後重症請求 |
相談者 | 50代男性 神奈川県川崎市 |
傷病 | うつ病 |
受給額 | 約80万円 |
問い合わせフォームからご相談頂き、日本橋の事務所で面談ご依頼頂きました。
1年半前に退職され不眠、不安症状を訴えておられました。
退職勧奨が強かったために、就職活動もとても困難な状態。
特に朝が辛く会話をすることは普通だと思うが漢字を思い出したり計算したり、方向感覚といった事がとても難しくなったそうです。
初診は9年前。
厚生年金に30年以上加入されていたので、納付要件は問題ありませんでした。
転院と診断書作成
障害厚生年金を請求すべく、準備を始めました。
現在の病院には2カ月弱前に転院されたばかりでしたが、診断書を書いて頂けました。
医師も状態を見てからという場合も多いので、診断書が半年先などになる場合も多くなります。
奥様にも協力して頂き、書類を整え請求から55日。
無事、障害厚生年金3級に認定。

自分だけではできなかった。依頼してよかったと喜んで頂けました。
高校時代に視線恐怖症病。障害年金は基礎か厚生か。
認定 | 障害厚生年金2級 |
相談者 | 男性 神奈川県横浜市 |
傷病 | うつ病 |
受給額 | 約120万円 |
初診は10年程前。受診しながらもお仕事は続けていらっしゃいました。
数年前から、休職と復職を繰り返すようになり最終的には退職に至りました。
受診状況等証明書に過去病歴
受診状況等証明書には、高校時代に視線恐怖の症状があった旨記載されていました。
しかし、特に受診をされたことはなく大学・大学院・就職と順調に進んでこられました。
ここが、障害基礎年金なのか、厚生年金が受給できるかの分かれ目になります。
障害厚生年金の事後重症で請求。無事障害厚生年金2級に認定。
請求から決定まで73日間でした。
受診状況等証明書や診断書に、過去についての記載がある場合は、それについて申立書で説明が必要です。
場合によっては、過去の受診状況等証明書の提出を求められるケースもあります。

今回は、申立書での説明で足りました。
うつ病で障害厚生年金2級(遡及請求3級)
認定 | 障害厚生年金2級 遡及請求2.5年 |
相談者 | 40代男性 神奈川県横浜市 |
傷病 | うつ病 |
受給額 | 約130万円 遡及金額170万円 |
メールでご相談を受け、面談に来て頂きました。
厚生年金加入時に初診があり、現在お仕事はされていません。
不眠・意欲減退により、昼間も横になっていることが多い状態。
ご自分での手続きは無理だということで、代行のご依頼を頂きました。
診断書からの判断と等級
初診から現在まで、転院はされていなかったので、現在のクリニックに障害認定日の診断書と現在の診断書をお願いしました。
診断書を拝見した限りでは障害認定日3級(遡及請求分)、現在2級ではないかという印象です。
請求後63日で決定。当初、障害認定日3級でした。
現在も3級でしたが3週間程待ってもう一度確認したところ、現在は2級認定に変更されておりました。
こういうことは時々あります。
以前同じようなケースで、額改定請求を出そうとしたらその直前に変更になっていたことがありました。

すこし待ってみましょう。家宝は寝て待て!
うつ病の障害年金申請はいろいろと複雑な点もあり、女性社労士が受給資格の初回無料相談でサポートしています。
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精神の障害による障害の程度は、次により認定する。
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