もらい忘れていませんか?繊維筋痛症で障害年金申請ができます!女性社会保険労務士が、認定基準(受給資格)の無料相談と申請をサポート。受給例も多く掲載。
はじめまして。社労士の但田(ただ)美奈子と申します。
線維筋痛症でご相談頂く際、ほとんどの方が「病気を理解してくれず、専門の病院も少なく本当に困った」とお話しされます。
日本ではレディー・ガガさんが線維筋痛症である事を公表したとき、ようやく傷病が世間一般に知られるようになった気がします。
線維筋痛症で痛みが大きくなり働けないと、毎日の生活が本当に不安だと思います。痛みによりうつ病等精神疾患を発症する場合も多くあります。
線維筋痛症での障害年金の受給例を掲載し、後半で受給資格をお話ししています。
目次
線維筋痛症(シェーグレン症候群)で障害基礎年金2級受給(遡及5年)
- 相談者 女性 東京都江戸川区
- 傷病 線維筋痛症
- 認定 障害基礎年金2級 遡及請求5年
- 年金額 80万円 遡及金額400万円受給
7年ほど前から突然のめまい、嘔吐を繰り返し、また、全身の痛みが出現されたとのこと。シェーグレン症候群と診断され治療をされていました。その後転居に伴い、転医されることに。
引き続き全身の激しい痛みがあり、線維筋痛症の疑いがある為、専門医に診てもらうよう主治医から言われているとのことでした。
お電話でご相談頂いた時に、障害年金申請に傷病名をハッキリして頂く必要があるとお話をし、その後専門医を受診されることに。
線維筋痛症との確定診断および障害年金の請求に向けて準備を進めていくことになりました。
線維筋痛症のステージはⅢ。痛みの範囲が拡がり、階段の昇降は一人では困難な状態。
電車で吊革をつかむことが出来ない為、外出は家族の付き添いが必要です。また、線維筋痛症の疼痛が激しい時は移動も困難な状態です。
痛みは本人しかわからないといいますが、本当にお伺いしているだけでも涙が出そうな感じでした。
診断書の傷病名は以下のとおり。
障害認定日:シェーグレン症候群/請求日:線維筋痛症、シェーグレン症候群。障害基礎年金を請求し、2級に認定されました(遡及5年)。

障害基礎年金2級に遡及ありで、認定の結果にとても喜んで頂けて、私も本当にうれしかったです。
線維筋痛症で障害基礎年金2級(認定日請求)受給
- 相談者 女性 山口県在住
- 傷病 線維筋痛症
- 認定 障害基礎年金2級 認定日請求
- 年金額 約80万円受給
遠方からのご依頼でした。通常、首都圏のご相談のみの対応ですが今回東京の病院に通院されている関係もあり、こちらにくる機会も多いとのことで、当事務所にご依頼頂きました。
線維筋痛症の初診は平成15年でしたが、無事受診状況等証明書の取得もできました。
障害認定日頃のカルテは存在しているのですが、診断書の取得には時間がかかると判断し、とりあえず受給権獲得のため事後重症で障害年金を申請しました。
障害基礎年金2級に認定され、認定日請求(遡及分)をやり直すために、診断書を書いて頂く準備をしています。

まず認定されていれば少し経済的にはゆとりができます。後で障害年金の遡及分を請求することも可能ですのでご相談下さい。
線維筋痛症で障害基礎年金2級受給
- 相談者 20代 女性 埼玉県新座市
- 傷病 線維筋痛症
- 認定 障害基礎年金2級 事後重症請求
- 年金額 約80万円受給
まだ20代の女性ですが、線維筋痛症で耐えがたい痛みと戦っていらっしゃいます。
今回は申請してから、決定まで30日足らずでした。早く決まって本当によかったです。
実はご相談頂くまえ、他の社労士さんに障害年金を頼んでいらしたそうなのですが、なかなか進まなかったことと。ご本人との相性が合わなかったようで、契約解除後当事務所へご依頼を頂いたのです。
勿論、その社労士さんが悪いわけではなく、この相性というのは仕方のないことで、障害年金に対する考え方や仕事の進め方などは日々考えさせられます。
また、線維筋痛症の障害年金申請は少し特異な分野なので、得意でない先生もいらっしゃいます。
決定が早かったのは、主治医の先生が、とても丁寧な線維筋痛症の診断書を書いてくださったおかげだと思っております。
ありがとうございました。お医者さんとの相性は非常によく、とてもスムーズにはこびました。
線維筋痛症の痛みは変わってあげることはできません。でもこういった障害年金などの手続きを通じて少しでもお役にたてることはあります。

お医者さんとの相性はバッチリでしたので助かりました。少しでもゆっくり療養してください。
線維筋痛症とは
線維筋痛症とは、原因不明でありあらゆる検査でもほとんど異常が認められず、全身の強い痛み(疼痛)を主症状とし、精神神経症状(不眠やうつ病など)、自律神経の症状(過敏性腸症候群など)を副症状とする疾患です。
線維筋痛症は長期間にわたる強い痛み(疼痛)のためQOL(生活の質〉が著しく低下します。
線維筋痛症は主に以下のような症状があります。
- 睡眠障害
- 疲労感
- 抑うつ感・不安感
- 過敏性腸症候群
- 便秘
- 下痢
- 腹痛
線維筋痛症の重症度
線維筋痛症は、「線維筋痛症の重症度分類試案(厚生労働省特別研究班)」により、ステージⅠ~ステージVに分類されているので、障害年金申請の際、診断書⑨欄に重症度分類試案のステージの記載が必須条件となります。
線維筋痛症の重症度分類試案(厚生労働省特別研究班)より引用
ステージ I | 米国リワマチ学会診断基準の 18力所の圧痛点のうち 11力所以上で痛みがあるが、日常生活に重大な影響を及ぼさない。 |
Ⅱ | 手足の指など末端部iこ痛みが広がり、不眠、不安感、うつ状態が続く。日常生活が因灘。 |
Ⅲ | ステージE 撤しい痛みが持続し、爪や髪への刺激、温度・湿度変化など軽微な刺激で激しい痛みが全身に広がる。自力での生活は困難。 |
Ⅳ | 痛みのため自力で体を動かせず、ほとんど寝たきりの状態に陥る。自分の体量による痛みで、長時間同じ姿勢で寝たり座ったりできない。 |
Ⅴ | 激しい全身の痛みとともに、膀胱や直腸の障害、口の渇き、目の乾燥、尿路感染など全身に症状が出る。普通の日常生活は不可能。 |
障害年金の初診日特定ポイント
線維筋痛症は初診日を特定することが困難なことが多くあります。
最初から線維筋痛症と確定診断ができるお医者さん自体も少ないため、痛みの原因が分からずに様々な医療機関を受診している場合があるからです。
ほとんどの方が最初に、整形外科又は内科を訪れるのではないでしょうか。
ご自分でも最初から線維筋痛症と思う方は、かなり稀だと思います(親族にいらっしゃった場合以外は)。
この場合、最初にかかった整形外科又は例えば、そこが内科であっても線維筋痛症の、障害年金初診の病院となります。

かなり複雑なため、線維筋痛症の障害年金申請をお考えの場合無料相談を実地しております。是非ご相談ください。
※日本年金機構の障害認定基準をわかりやすく加筆修正。
ざっと目を通していただければ、どういう状態であれば線維筋痛症で障害年金の申請対象となるか感覚は掴めると思います。
1級 | 線維筋痛症の激しい痛みなどにより、身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が認められる状態であって、食事や排泄等日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの |
2級 | 線維筋痛症激しい痛みなどにより、身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が認められる状態であって、食事や排泄等日常生活が著しい制限を受けるか、又は著しい制限を加えることを必要とする程度のもの |
3級 | 線維筋痛症の激しい痛みなどにより、身体の機能に労働が著しい制限を受けるか、著しい制限を加えることを必要とする程度の障害を有するもの |
繊維筋痛症の障害年金申請はいろいろと複雑な点もあり、女性社労士が初回無料で受給判定の相談中です。

お電話やメールで障害年金のご相談お待ちしております。
肢体の機能の障害 認定基準 肢体の機能の障害については、次のとおりである。
引用元:日本年金機構 国民年金・厚生年金保険 障害認定基準 第4 肢体の機能の障害

