「血友病で障害年金を受給した例を知りたい。」
「今から障害年金を申請するが、もらえる金額や認定基準を知りたい。」
そのようなご相談に向けて解説致します。
はじめまして。
社会保険労務士の但田美奈子(ただみなこ)と申します。
東京日本橋にて、12年以上(累計約3,500件)「血友病など障害年金申請のサポート」に携わってまいりました。
血友病の障害年金をもらい忘れていませんか?専門の女性社労士が受給例を紹介。
金額はいくらもらえる?認定基準など申請ポイントを解説!
血友病Aで障害基礎年金2級受給
認定 | 障害基礎年金2級 20歳前傷病 |
相談者 | 男性 神奈川県横浜市 |
傷病 | 血友病A |
受給額 | 約80万円 |
先天性血液凝固第Ⅷ因子障害(血友病A)のご相談でした。
ちなみに血友病のAとBで認定の差はございません。
血友病は先天性の病気ですが、現在まで年金請求はされていませんでした。
先天性の病気で、子供の頃から治療をされていますので、血友病は基礎年金(20歳前)の請求となります。
そうなると血友病で受給するには2級以上が必要です。

請求から決定まで、86日間でした。障害基礎年金にしては時間がかかったなぁという印象です。決まってよかったです!
血友病で障害年金の金額はいくら
血友病の障害年金でもらえる金額は、いくらになるのでしょうか?
障害基礎年金1級 | 993,750円/年 障害厚生年金は報酬比例額加算×1.25 |
障害基礎年金2級 | 795,000円/年 障害厚生年金は報酬比例額加算×1.0 |
障害厚生年金3級 | 596,300円 障害厚生年金のみ |
血友病の障害年金は子供や配偶者加算もあり、年金生活者支援給付金も支給されます。
障害年金のもらえる金額はいくらなのか?に概要をまとめました。
障害年金の受給が無事決まった後、金額はいくらもらえるのでしょうか?
受給資格
受給資格を得るために以下の3つが大切です。
初診日と保険料納付
- 初診日
- 保険料納付要件
- 認定基準
初診日と保険料納付要件まとめ。
障害年金をもらうために大切な3つの要件(初診日・保険料納付・認定基準)
認定基準
血友病の認定基準はかなり詳細にわたるので、別記事にしています。
血液・造血器疾患による障害年金の認定基準が改正されました。
血友病Aの障害年金申請はいろいろと複雑な点もあり、女性社労士が初回無料相談中です。
血液・造血器疾患による障害 血液・造血器疾患による障害の程度は、次により認定する。1 認定基準 血液・造血器疾患による障害については、次のとおりである。
引用元:日本年金機構国民年金・厚生年金保険 障害認定基準 第14節 血液・造血器疾患による障害
平成29年12月1日から、障害年金の審査に用いる血液・造血器疾患の障害認定基準を一部改正します。改正のポイントは以下のとおりです。1.主な疾患の分類区分に応じた検査項目を見直します。