「結節性多発動脈炎で障害年金を受給した例を知りたい」
「今から障害年金を申請するが、もらえる金額や認定基準を知りたい」
そのようなご相談に向けてお話しします。
はじめまして。
東京日本橋にて「障害年金申請のサポート」を行っている、社会保険労務士の但田美奈子(ただみなこ)と申します。
結節性多発動脈炎で障害年金の申請を忘れていませんか?
専門の女性社労士が受給例・金額・認定基準を解説します!

どうすれば結節性多発動脈炎で障害年金を受給できるのでしょうか?以下順にお話します。
- 受給事例
- いくらもらえるのか(金額)
- 受給資格(認定基準)
結節性多発動脈炎で障害厚生年金3級
認定 | 障害厚生年金3級 事後重症請求 |
相談者 | 50代 男性 埼玉県狭山市 |
傷病 | 結節性多発動脈炎 |
受給額 | 約60万円 |
病状にも波があるご様子で、現在はお仕事をされていません。
当初、厚生年金加入時が初診でしたので、病状などから3級には該当するかな?という印象でした。
ただ、結節性多発動脈炎の事後重症請求でしたが、ご依頼頂いてから請求まで10カ月程かかりました。
診断書の出来上がりが遅く、また訂正していただくのにも凄く時間がかかったためです・・・。
現症日の日付も2回変更することに(診断書の診断日がいつの時点なのかを示すものです)。
できあがりが遅いため、日付もどんどん後ろに。
最終的に、結節性多発動脈炎で厚生年金3級に認定はされました。
お医者様もお忙しいとは思いますが、もう少しだけでも早めに対応して頂けるとうれしい・・・。

微力ながらお伝えしていこうと思います。
結節性多発動脈炎で障害年金の金額はいくら
結節性多発動脈炎の障害年金でもらえる金額は、いくらになるのでしょうか?
障害基礎年金1級 | 993,750円/年 障害厚生年金は報酬比例額加算×1.25 |
障害基礎年金2級 | 795,000円/年 障害厚生年金は報酬比例額加算×1.0 |
障害厚生年金3級 | 596,300円 障害厚生年金のみ |
※結節性多発動脈炎の障害年金は子供や配偶者加算もあり、年金生活者支援給付金も支給されます。
障害年金のもらえる金額はいくらなのか?に概要をまとめました。
障害年金の受給が無事決まった後、金額はいくらもらえるのでしょうか?
受給資格
受給資格を得るために以下の3つが大切です。
初診日と保険料納付
- 初診日
- 保険料納付要件
- 認定基準
初診日と保険料納付要件まとめ。
障害年金をもらうために大切な3つの要件(初診日・保険料納付・認定基準)
認定基準
結節性多発動脈炎の認定基準はその症状により変わりますが、今回はその他の疾患でした。
第18節/その他の疾患による障害
その他の疾患による障害の程度は、次により認定する。
1 認定基準
その他の疾患による障害については、次のとおりである。引用元:日本年金機構 国民年金・厚生年金保険 障害認定基準 第18節 その他の疾患による障害
結節性多発動脈炎の障害年金申請はいろいろと複雑な点もあり、女性社労士が初回無料相談で受給判定と申請サポートを行っています。
結節性多発動脈炎は、血管炎症候群を構成する疾患の一つです。